こんにちは、KENKOPLUSの栗原です。
今回は、2025年12月12日〜14日の3日間、
バンコクの高島屋様で開催した
「台東区産業フェア」 の舞台裏について書きたいと思います。
結論から申し上げますと、
多くの方に支えられ、非常に手応えのある結果となりました。
売上目標を大きく上回り、
これまでの開催を上回る熱気の中で、幕を閉じることができました。
ですが、正直に告白します。
開催前、私はかなり緊張していました。
いえ、少し怖かったと言ってもいいかもしれません。
目次
華やかな舞台の裏側で。たった3日間の「短期決戦」という重圧
なぜなら、今回は
「たった3日間」 という超短期決戦だったからです。
これまで私たちは、
3週間〜4週間 という中期的なポップアップで、
じっくりと認知を広げ、売上を作ってきました。
しかし今回は、その 10分の1ほどの期間 しかありません。
「もし初速でつまずいたら、挽回する時間はない」
「高島屋という一流の場所をお借りして、お客様を呼べなかったらどうする?」
華やかなポスターの裏で、
そんなプレッシャーが、常に頭の片隅にありました。
そして迎えた初日。
この日は、私たち運営チームのみでの立ち上げでした。
もちろん、準備は万全です。
スタッフも優秀ですし、お客様も足を止めてくださいます。
売上もしっかりと立っていました。
ですが、現場にいる私の肌感覚として、
まだ空気が温まりきっていない 感覚がありました。
「もっと、何かができるはずだ」
そんな予感を抱えたまま、
2日目を迎えました。
流れが変わった瞬間。売場が「店舗」から「熱狂のライブ会場」へ ここで、流れが変わります。
日本から、
台東区の出展者の皆さま、
そして台東区の職員の方々、
朝日信用金庫の方々が、現場に合流したのです。
その瞬間、
売場の空気が一気に変わりました。
作り手が、自分の言葉で商品を語る。
その熱意に、お客様が引き寄せられる。
作り手の言葉が、お客様の心を動かす
たとえば、ある出展者様がお客様にこう語りかけていました。
「このお芋はね、一つひとつ丁寧に『面取り』をしているんです」
「だから角がなくて、ご年配の方が食べても 口当たりが優しくて、安心して食べられるんですよ」
ただ「美味しい」だけじゃない。
誰のために、どんな想いで作られたものなのか。
その言葉を聞いたお客様の表情が、
パッと明るくなるのが分かりました。
そして、
「そこまで考えてくれているなら」と、
商品を手に取ってくださるのです。
言葉の壁なんて関係ありません。
「お客様を想う心」は、海を越えて伝わる。
私はその光景を見て、確信しました。
ロジックだけでは売れない。「人の熱量」がお客様を動かす理由
もちろん、売場を作る上で
– 場所選び
– 什器の配置
– データ分析
といったロジックが重要なのは言うまでもありません。
これらは、ビジネスの基礎です。
しかし、それをも凌駕するほど重要なもの。
それが、『人の熱量』 なのです。
結果として、
3日間という短期間にもかかわらず、
用意した在庫が次々となくなっていく、
嬉しい悲鳴のような状態 になりました。
今回、私たちが実証できたこと。
それは、
「本物の商品は、短期間でも人の心を動かす」
ということ。
そして、私たちKENKOPLUSの役割は、
単に商品を並べることではなく、
「作り手の熱量」が最大限に伝わる ステージ(舞台)を整えること
だと、改めて肝に銘じました。
結果からの学び。タイ市場での挑戦はまだ終わらない
準備期間の短さや、
オペレーションの難しさはありました。
ですが、
この結果がすべての答えです。
日本から駆けつけてくださった出展者の皆さま、
台東区の職員の方々、
朝日信用金庫の方々、
そして高島屋に足を運んでくださった多くのお客様。
本当にありがとうございました。
今回の経験と現場のデータを分析し、
次は、さらに大きなインパクトを
タイ市場に残します。
私たちの挑戦は、
まだ始まったばかりです。




